モバイルSuicaのチャージ・定期券は、どのカードで払うと得?JRE CARDは1.5%・定期券5%、リクルートは0.75%、三井住友はポイントなし

モバイルSuicaのチャージは、JRE CARDが1.5%(定期券は5%)、リクルートカードが0.75%(月3万円まで)、三井住友カードはVポイントがつかず、年間100万円などの集計にも入りません。月1万円のチャージで、年間のポイントはJRE CARD 1,276円(年会費524円を引く)、リクルート900円、三井住友0円。カードのタッチ決済で乗る場合の7%・10.5%との違いまで整理しました。

公開日 2026年10月9日

出典の確認・検証・訂正について

モバイルSuicaのチャージや定期券は、多くのクレジットカードで、ポイントの率が下がるか、ポイントがつきません。JRE CARDは、チャージが1.5%、モバイルSuicaの定期券が5%で、年会費は2年目から524円。リクルートカードは、チャージが0.75%(月3万円まで)で、通常の1.2%より低くなります。三井住友カードは、チャージにも定期券にもVポイントがつきません。楽天カード・JCB・エポス・セゾン・dカードも、モバイルSuicaのチャージはポイントの対象外です。月1万円のチャージで、年間のポイントは、JRE CARDが1,276円(年会費を引いた後)、リクルートが900円、三井住友が0円です。

モバイルSuicaだけは、「JRE CARD」で払うのがいちばん高く、他の支払いは別のカードにする、という使い分けが、通勤にモバイルSuicaを使う人には効きます。定期券を買う人は、さらに差が大きくなります。

カードごとの、モバイルSuicaのチャージの扱い(公式の内容)

カードチャージ定期券備考
JRE CARD1.5%(オートチャージでも手動でも)5%(定期券2%+ビューカード決済3%)年会費は初年度無料、2年目から524円
リクルートカード(JCB)0.75%(月3万円まで)公式の表では確認できず電子マネーチャージの扱い(2022年2月〜)
三井住友カード(NL・ゴールドなど)VポイントがつかないVポイントがつかない年間の利用額の集計にも入らない
ラグジュアリーカード一律の還元率(1.0〜1.5%)—モバイル決済やチャージでも率が変わらない
楽天カードポイント進呈対象外ポイント進呈対象外(定期券・特急券・グリーン券も)楽天ペイ経由のチャージは、別に200円で1ポイント(公式の注記)
JCBカード(Wなど)J-POINT付与の対象外—年間のJ-POINTボーナスの集計にも入らない
エポスカード2026年8月1日からポイント加算を終了同じく対象外(定期券・特急券・グリーン券)ゴールド・プラチナの年間ボーナスの集計には入る
セゾンカード永久不滅ポイントの付与対象外—電子マネー・プリペイドへのチャージは、永久不滅ポイントの対象外(公式のFAQ)
dカードポイントの対象外(Apple Pay・Google Pay経由も)対象外(定期券・特急券・グリーン券も)Apple Pay・Google Payを使ったチャージも対象外(公式の注記)

年間の得:月のチャージ額別

月のチャージ額JRE CARD(年会費524円を引く)リクルート(0.75%)三井住友(NL)
3,000円16円270円0円
10,000円1,276円900円0円
30,000円4,876円2,700円0円

JRE CARDの年会費524円を取り返せるのは、チャージが年約34,900円(月約2,900円)を超えるときです(JRE CARDの公式ページは、月平均3,000円以上を目安に挙げています)。リクルートの0.75%より得になるのは、月約5,800円以上のチャージからで、それ未満なら、リクルートで払うほうが、年会費がかからない分、得になります。

定期券は、モバイルSuicaで買うと5%です。たとえば70,000円の定期券なら3,500円(JRE CARDの公式ページの例と同じ額)で、年に何枚も買う人は、これだけで年会費を大きく上回ります。年に11,000円以上、モバイルSuicaで定期券を買えば年会費を超える、というのが公式の目安です。

Suicaにチャージせず、クレジットカードで直接乗る場合

対応する鉄道・バスでは、スマホのクレジットカードのタッチ決済で、そのまま乗ることもできます。三井住友カード(NL・ゴールドなど)は、この乗車で7%還元(対象にならない交通事業者があります)、JCB カード Wは、「クレカ乗車」が優待店で10.5%(対象にならない駅・路線があります。事前の登録が必要です)です。対象の路線なら、Suicaにチャージして払う1.5%より高くなります。ただし、毎日乗る路線が対象かどうか、定期券(割引運賃)ではなくなる点を、乗る前に確認してください。

向く人・向かない人

  • 向く:JR東日本の沿線に住み、モバイルSuica(定期券やチャージ)を、月5,800円以上使う人。JRE CARDを、Suica専用の1枚にして、ほかの支払いは別のカードにします。
  • 向かない:Suicaを、カードタイプで使い、モバイルSuicaを使わない人(JRE CARDの率は、モバイルSuicaのチャージが対象で、カードタイプの記名式ではないSuicaは対象外です)。チャージが少ない人。
  • 三井住友カードを、年間100万円の条件(ゴールド(NL))のために使う人は、モバイルSuicaのチャージと定期券が、その100万円に数えられない点に注意してください。

自分の金額で試すには、クレジットカードの使い分けシミュレーションで、「モバイルSuicaのチャージ・定期券」の欄に入れてください。判定の一覧はクレジットカード判定一覧にあります。

出典

この記事は一般的な情報の提供を目的としたもので、税務・法律・投資その他の専門的助言ではありません。金額は概算の目安で、制度や金利は変更されることがあります。個別の状況については、税理士・社会保険労務士・金融機関などの専門家にご相談ください。