三井住友カード(NL)は、対象のコンビニ・飲食チェーンでスマホのタッチ決済を使うと7%(Oliveフレキシブルペイのクレジットモードは8%)還元されますが、それ以外の支払いは0.5%です。月15万円のカード払いのうち、対象店舗が1万円なら、全体の実質還元率は0.93%で、年会費0円・還元率1.2%のリクルートカードのほうが高くなります。
7%がつく条件(公式ページの内容)
- 対象は、セブン-イレブン・ローソン・ミニストップ・セイコーマート・ポプラ、マクドナルド・モスバーガー・ケンタッキー・吉野家・すき家・サイゼリヤ・ガスト(すかいらーく系の一部)・ドトール・はま寿司・かっぱ寿司・ココスなどの店頭です。商業施設の中にある店舗など、対象にならない店舗があります。
- 支払いは、スマホのVisa・Mastercardのタッチ決済、またはモバイルオーダーです。カードそのもののタッチ決済・iD・カードの差し込み・磁気は対象外で、対象のカードをバーコード決済アプリに登録して払った分も対象外です。
- 1回の支払いが一定の金額(原則1万円)を超えると、端末にカードを挿して払う場合があり、その分は対象外です。対象店舗のネットショッピングと配達サービスも対象外です。
- 7%は通常の0.5%を含む率で、ポイントの付与は1カードあたり月50,000ポイントまでです。
「最大20%」は、これに加えて、家族ポイント(主会員と従会員5人以上の登録で+5%)と、三井住友銀行・SBI証券・Olive・住宅ローン・外貨預金など、Vポイントアッププログラムの対象サービスをすべて使って、はじめて届く率です。公式ページも、景品表示法の定めで、ポイントアップの上限は20%までと書いています。
実質の還元率:月15万円のうち、対象店舗がいくらか
月15万円をカードで払い、そのうち対象店舗で使う額を変えたとき、全体の還元率がどうなるかを、3つの払い方で比べます。
| 月の対象店舗の額 | NL1枚ですべて払う | リクルート1枚ですべて払う | 対象店舗だけNL、残りはリクルート |
|---|---|---|---|
| 0円 | 0.50% | 1.20% | 1.20% |
| 5,000円 | 0.72% | 1.20% | 1.39% |
| 10,000円 | 0.93% | 1.20% | 1.59% |
| 20,000円 | 1.37% | 1.20% | 1.97% |
| 30,000円 | 1.80% | 1.20% | 2.36% |
NL1枚で全部払うと、リクルートの1.2%を上回るのは、対象店舗の額が月の支払いの約11%(月15万円なら約16,200円)を超えてからです。月1万円のコンビニやファストフードを7%にしても、残りの14万円が0.5%なので、全体では0.93%にとどまります。対象店舗だけをNLにして、残りを1.2%のカードにすれば、月1万円で1.59%、月3万円なら2.36%です。
2枚目に足す価値があるのはどんな人か
対象店舗の1円あたりの差は、7%と1.2%の差の5.8%です。年に3,000円増やすには、対象店舗に月4,320円以上使う必要があります。月1万円使う人は、1.2%のカード1枚より、年に6,960円多くなります。コンビニや牛丼・ファミレスに、月5,000円も使わない人は、NLを持つ手間に見合いません。
スマホのタッチ決済の設定(Apple PayまたはGoogle Pay)が必要で、毎回、財布のカードではなく、スマホで払うことになります。年会費は永年無料です。
自分の使い方では、クレジットカードの使い分けシミュレーションで、対象店舗の額を入れて確かめられます。判定の一覧はクレジットカード判定一覧にあります。