三井住友カード ゴールド(NL)は年100万円で元が取れる?得になるのは年100万〜約250万円、それより多いなら無料の1.2%カード

ゴールド(NL)は年会費5,500円ですが、年間100万円以上使うと翌年から永年無料になり、毎年10,000ポイントがつきます。ふだんの買い物だけなら、1.2%の無料カード(リクルート)に勝つのは年100万円から約143万円まで、対象のコンビニ・飲食チェーンに月1万円使うと約254万円までです。100万円に数えない支払い、100万円に届かない年、積立の付与率まで、三井住友の公式の例を再現して計算しました。

公開日 2026年10月9日

出典の確認・検証・訂正について

三井住友カード ゴールド(NL)は、年会費が5,500円ですが、年間100万円以上使うと、翌年から年会費が永年無料になり、さらに毎年10,000ポイントがつきます。ふだんの買い物だけなら、これが年会費無料で還元率1.2%のリクルートカードを上回るのは、年間100万円から約143万円までです。対象のコンビニ・飲食チェーンにスマホのタッチ決済で月1万円使う人なら、約254万円までです。

ゴールド(NL)は、「100万円」の線を超えて、「250万円」の線を超えない人のカードです。100万円に届かないと年会費がかかってボーナスもなく、250万円を超えると、無料の1.2%カードのほうが得になります。

三井住友の公式の例を、そのまま再現する

三井住友カードの公式ページには、対象のコンビニ・飲食店に月1万円、年間の合計が108万円のシミュレーションがあり、獲得ポイントは13,200ポイント、継続特典の10,000ポイントを足して年間23,200ポイントです。この計算を、対象店舗の7%(120,000円分で8,400ポイント)と、そのほかの0.5%(96万円分で4,800ポイント)に分けると、13,200円に10,000ポイントを足して23,200円になり、公式の例と一致します。以降の表は、この計算の仕組みで求めています。

年間の利用額別:ゴールド(NL)と、無料の1.2%カードの差

対象のコンビニ・飲食チェーンに月1万円(年12万円)使い、残りはふだんの買い物として、ゴールド(NL)1枚で払った場合と、リクルートカード1枚で払った場合を比べます。年会費は、利用額が100万円に届けば無料として計算しています。

年間のカード払いゴールド(NL)の年間の得リクルートの年間の得差
80万円6,300円9,600円−3,300円
100万円22,800円12,000円+10,800円
120万円23,800円14,400円+9,400円
150万円25,300円18,000円+7,300円
200万円27,800円24,000円+3,800円
250万円30,300円30,000円+300円
300万円32,800円36,000円−3,200円

100万円ちょうどでは、ゴールド(NL)が10,800円多くなります。それから利用額が増えるにつれて、差は縮まります。ゴールド(NL)の基本の還元率は0.5%で、1.2%のカードとの差(0.7ポイント)が、10,000ポイントのボーナスを上回るのが約143万円(ふだんの買い物だけの場合)だからです。対象店舗の7%の分だけ、その線が約254万円まで延びます。

100万円に数えない支払い

年間100万円の判定に数えない支払いが、公式ページに決まっています。コンビニなどで使うつもりのお金が、数えられていなくて届かない、という間違いが起きやすいところです。

  • 三井住友カードつみたて投資(SBI証券)の積立、年会費、キャッシング、リボ払い・分割払いの手数料
  • モバイルSuicaを含む交通系ICなどの電子マネーへのチャージ、モバイルSuicaの定期券・特急券・グリーン券の購入、ANA Pay・VポイントPayアプリ・プリペイドカードへのチャージ
  • 国民年金保険料、そして2026年3月1日からは、au PAY・Kyash・JAL Pay・バンドルカードへのチャージ

家族カードとETCカードの利用は、合計して数えます。通勤でモバイルSuicaを使っている人は、その分は数えられないので、年間100万円を、Suica以外の支払いで超える必要があります。

100万円に届かない年は

  • 入会した最初の年は、100万円に届かなくても、年会費5,500円がかかります。無料になるのは、100万円以上使った年の翌年からです。
  • クレカ積立(SBI証券)の付与率は、前の年の利用額で決まり、100万円以上は1.0%、10万円以上は0.75%、10万円未満は0%です(入会した最初の年は、条件なしで1.0%。1枚につき1回限りです)。月10万円を積み立てるなら、1.0%と0.75%の差は年3,000円です。
  • 年間100万円に近い人は、ふだんの買い物と公共料金をゴールド(NL)に集めて、100万円を超えるように調整するのが、いちばん簡単です。固定費(携帯・公共料金・サブスク)は、カード払いにまとめれば、無理なく積み上がります。

向く人・向かない人

向くのは、年間のカード払いが100万円〜250万円のあたりで、国内の主要空港のラウンジを使いたい人(公式ページに、国内の主要空港とハワイ・ホノルルの空港内のラウンジを無料で使えるとあります)。向かないのは、年間のカード払いが100万円に届かない人と、300万円を超える人です。300万円を超えるなら、年会費無料の1.2%のカードのほうが得で、表の300万円の行では年間3,200円の差です。

どちらにするか迷うときは、クレジットカードの還元率シミュレーションに毎月の使い方を入れて、年間の得を比べてください。判定の一覧はクレジットカード判定一覧にあります。

出典

この記事は一般的な情報の提供を目的としたもので、税務・法律・投資その他の専門的助言ではありません。金額は概算の目安で、制度や金利は変更されることがあります。個別の状況については、税理士・社会保険労務士・金融機関などの専門家にご相談ください。